「Claude Code と Codex、結局どっちを契約すればいいの?」
「両方とも評判がいいし、月額もそれなりにするから、選ぶのを失敗したくない」
そんなふうに迷っていませんか。
私は Claude Code を2025年から使っていて、2026年4月からは Codex もいっしょに使っています。いまは両方を契約して、仕事のアプリ開発や提案書づくり、このブログの運営に使っています。
しまえなが結局、どっちがいいの?



迷いますよね…。どちらも評判がいいので、分からなくなると思います。



先に言うと、何をしたいか次第なんです。そして両方使うなら、お互いにチェックさせると質がぐっと上がります。
- どちらがよいかは、何をしたいか次第
- プログラムを書く人には Claude Code
- Claude Code は、スキルやハーネス(決まりや手順を組み合わせた作業の仕組み)を作り込める
- Codex は、画像づくりや資料づくりが得意
- 両方使うなら、お互いの仕事をチェックさせると質が上がる
- 初めてなら、まずは ChatGPT Plus(月20ドル)から。足りなくなったら上のプランへ段階的に
この記事では、2つの違いと料金、それぞれの得意なこと、私の使い分けを紹介します。同じ仕事を両方に頼んで比べた結果や、両方使うときの難しさも書きました。プログラムを書く人にも、書かない人にも読んでもらえるようにしています。
Claude Code と Codex は何が違う?



そもそも、2つは何が違うの?



名前だけだと分かりにくいですよね。できることは似ていて、出している会社と、契約のしかたが違います。
どちらも、AI にパソコンの中の作業を任せられる道具です。ファイルを読んで直してくれたり、命令を実行してくれたりします。
主な違いを、表にまとめました。
| Claude Code | Codex | |
|---|---|---|
| 出している会社 | Anthropic | OpenAI |
| 契約 | Claude の有料プラン(Pro・Max など)、または API の従量課金 | ChatGPT のプラン(無料・Go・Plus・Pro など) |
| 使える場所 | ターミナル(文字で命令を打つ画面)、エディター(プログラムを書く道具)、デスクトップアプリ、ブラウザ | ターミナル、エディター、デスクトップアプリ、ブラウザ(無料・Go はデスクトップアプリだけ) |
| 指示を書いておくファイル | CLAUDE.md | AGENTS.md |
| 写真・イラストの画像生成 | できない(Claude は写真やイラストを作らない。図やグラフは作れる) | できる(無料プランでは使えない) |
| 中で選べる AI の種類(モデル) | Claude Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5、Fable | GPT-6.1 Sol、GPT-6 Luna、GPT-6 Astra など |
どちらにも、よく使う手順をまとめておける「スキル」という機能があります。
クラウド(自分のパソコンではなく、ネットの向こうのコンピューター)に、長い作業を任せることもできます。ただし Codex は Plus 以上のプランが必要です。選べるモデルも、プランなどによって少しずつ違います。
料金はいくら?



いくらくらいかかるの?



気になりますよね。どちらも、月20ドルのプランから始められます。
下の表は、2026年10月23日時点の公式ページの米ドルでの表示です。
| Claude Code(Claude のプラン) | Codex(ChatGPT のプラン) | |
|---|---|---|
| 無料 | 使えない | 使える(GPT-6 Luna。順次提供) |
| いちばん安い有料プラン | Pro:月20ドル | Go:月8ドル、Plus:月20ドル |
| 上のプラン | Max 5x:月100ドル、Max 20x:月200ドル | Pro:月100ドル・200ドル・500ドル |
| 利用枠 | 5時間ごとの枠と、週ごとの枠がある | Plus などには5時間ごとの枠があり(回数は目安)、週ごとの制限がかかることもある |
日本から払うときの通貨や、税を含めた金額は、購入画面で確かめてください。Claude は、2026年4月1日から日本の消費税10%が上乗せされています(請求の通貨は変わりません)。
表に入りきらなかった細かい条件も、まとめておきますね。
- Claude の年払い:Pro は年200ドルの一括払いもある
- Claude の枠:チャットの Claude と枠を分け合う
- Max の料金:Web から申し込んだ場合のもので、スマホのアプリから申し込むと変わることがある
- Codex の無料プランと Go:デスクトップアプリで GPT-6 Luna を使う形で、順次提供
- Codex の Pro:いまは5時間の枠が無い。ただし使い放題ではなく、上限に達したら追加のクレジットを買って続けられる
どちらも、API キー(使った分だけ払う契約)で使うこともできます。その場合は月額プランの枠とは別に、使った量に応じて料金がかかります。
私の契約と使い方
私は、Claude は Max 20x(月200ドル)、ChatGPT は Pro(月100ドル)を契約しています。
使うのは1日5〜8時間くらいで、エージェント(AI に任せる作業の単位)を5〜6個、同時に動かしています。上限に当たってしまい、追加で API の料金を払って続けたこともあります。
上限に当たるかどうかは、使うモデルで大きく変わりました。私の使い方だと、こんな感じです。
| プラン | モデル | 上限に当たったか |
|---|---|---|
| Claude Max 20x(月200ドル) | Opus 5.5 | ほとんど無い |
| Claude Max 20x(月200ドル) | Fable | 当たる |
| 以前契約していた Claude の月100ドルのプラン | Opus | 当たった |
| ChatGPT Plus(月20ドル) | Astra | すぐに当たった |
| ChatGPT Pro(月100ドル) | Astra | 当たる |
| ChatGPT Pro(月100ドル) | GPT-6.1 Sol | ほとんど無い |
契約は、プランやモデルが変わるたびに、そのときいちばん合うものに変えています。



両方で月300ドルって、高くない?



高いですよね…。税抜きの表示価格を1ドル157円で計算すると、月4万7千円くらいになります。



でも、そのぶん開発が速くなりました。開発だけでなく、任せる作業を増やしていけば、見合った使い方ができます。決まりやスキルをしっかり作り込んでおけば、任せた作業の質も保てますよ。
それぞれ何が得意?



使ってみて、それぞれ何が得意だと思う?



そこが一番知りたいところですよね。私の感じている違いは、はっきりしています。
Claude Code:スキルやハーネスを作り込める
Claude Code は、スキルやハーネスがとても充実しています。
決まりのファイルやスキルに「この仕事はこの手順で」「ここは必ず確かめて」と書いておくと、毎回その流れで進めてくれます。
決まりのファイルやスキルに書いたことも、Claude のほうがよく守ってくれます。
たとえば日本語の文章は、どちらも AI っぽくなりがちです。私は、決まりのファイルやスキルで文章の書き方を細かく指示して、質を上げています。
ただ、大きな開発では Claude Code が CLAUDE.md を無視することがあり、Codex は AGENTS.md などの指示に忠実だと書いている人もいます。
小さなプログラムの修正で、指示のファイルを入れて同じ作業を3回ずつさせた試しでは、両方とも9項目中9項目を満たし、差は出なかったそうです。
Codex:画像づくりと資料づくりが得意で、速い
Codex は、写真やイラストのような画像を作れます。Claude にはできないことなので、私が Codex を足した理由でもあります。
資料づくりも、私は Codex のほうが好みです。アプリの画面の見た目も、Codex に任せることがあります。
とはいえ、Claude がよいときもあります。古いモデル(Claude Opus 5・GPT-5.6 Sol)で、同じデザインの見本どおりに1回の依頼で作らせた比べでは、Claude のほうが崩れが少なかったという記事もあります。
速さも、Codex のほうが速いです。
ただ、2026年2〜3月の古いモデルで比べた記事では、筆者の体感として、小さな修正は Claude が速かったと書かれています。同じ記事の8月の追記では、その後 Claude にもクラウドで複数の作業を並べて動かす機能が加わって、差が縮まったとあります。
使い分けの具体例:提案書づくり



実際には、どうやって使い分けてるの?



イメージしにくいですよね。分かりやすいのが、仕事の提案書づくりです。
提案書は、いまは Codex で作ることが多いです。AI を使わずに作っていたころと比べると、10倍くらい違うと感じています。
流れは、こんな感じです。
- 文字起こしなどを使って、課題に関わる情報を資料としてためておく
- ためた情報を渡して、Claude Code に提案書の構成を考えてもらう
- その構成をもとに、Codex にデザインを任せる
大事なのは、1の情報をしっかりためてから渡すことです。そうすると、課題を漏れなく拾った提案書を作ってくれて、デザインもとてもよくしてくれます。
ふだんの作業でも、私は Claude に段取りと確認を、Codex にまとまった作業を任せています。流れを図にすると、こうなります。


私は、Claude Code に Codex 用の拡張機能を入れて、Claude Code の中から Codex を呼び出しています。こうしておくと、Claude が Codex に作業を頼んで、返ってきた結果を Claude が確かめる流れが作れます。
このブログでも、記事に書いた事実の確認や、記事に入れる図づくりを Codex に任せ、できあがったものを Claude と私で確かめています。
お互いにチェックさせると質が上がる|同じレビューを両方にやらせた結果



両方使って、一番よかったことは?



気になりますよね。一番は、2つの目で見られることです。お互いの仕事をチェックさせると、質がすごく上がるんです。
実際に、同じ仕事を両方に頼んで比べてみました。
このブログの1本目の記事は、紹介予定派遣(あとで社員になる前提の派遣)について書いたものです。その下書きを Claude と Codex の両方に渡して、まちがい探し(レビュー)を頼みました。
見てもらったのは、2つです。書いた事実が本当に正しいか(事実のチェック)と、記事の中で話が食い違っていないか(食い違いのチェック)です。
- 比べた日:2026年10月23日
- 頼んだもの:1本目の記事の下書き
- 見てもらった点:事実のチェックと、食い違いのチェック
- Codex のモデル:GPT-6.1 Sol
- Claude のモデル:Opus 5.5
| 事実のチェック | 食い違いのチェック | |
|---|---|---|
| 見つけたまちがいの数 | Codex 7件/Claude 12件 | Codex 6件/Claude 15件 |
| 両方が見つけたもの | 5件 | 4件 |
| まちがった指摘 | 両方とも、確認済みの話を「確認されていない」と指摘した | 無し |
数は Claude のほうが多くなりました。でも大事なのは、どちらにも、相手が見落としたまちがいを見つけたものがあったことです。
Claude だけが見つけたもの
下書きには、求人サイトの求人の件数を書いていました。その件数の裏付けが取れないことは、両方とも指摘しました。
Claude は、さらに求人サイトを開いて、件数を調べ直してくれました。社員になる前提の求人は4,984件で、半日で約1割も変わっていると分かりました。一方で Codex は、外のサイトにつなぐことが止められていて、求人サイトを開けませんでした。
ほかにも、私が話した内容と下書きの書き方の食い違いや、公的な調査から数字を拾うときのまちがいは、Claude だけが見つけました。
Codex だけが見つけたもの
食い違いのチェックでは、Codex が「申し込む前に確かめられます」という一文を指摘しました。制度で決まっているのは「派遣が始まる前」で、申し込む前ではない、という指摘です。
同じ点は Claude も事実のチェックのほうで指摘していましたが、食い違いのチェックでは見落としていました。
そこで、次のように直しました。
「紹介予定派遣では、派遣が始まる前に、直接雇用になったあとの業務内容や給料、試用期間などの予定が示されることになっています。申し込む段階で分からなければ、派遣会社の担当者に聞いてください。」



片方だけだと、見落としが残っちゃうんだね。



そうなんです。だから私は、片方が作ったものを、もう片方に確かめさせるようにしています。
両方そろってまちがえたこと
実は、両方とも同じ所でまちがえていました。私が確認を済ませた話なのに、両方とも「確認されていない」と指摘したんです。
原因は、確認したことを、私が手元の資料に書き残していなかったことでした。Claude は前のやり取りまで見に行きましたが、確認の返事まではたどり着けませんでした。Codex は、前のやり取りを見に行きませんでした。
なので、AI にチェックを頼む前に、確かめ終わったことを資料に書き残しておいてください。
なお、この比べは1本の記事、2つの点だけの結果です。
両方使うときの難しさ



両方使うと、大変なことはないの?



ありますよ…。2つを行き来するぶん、管理がいります。
私が一番感じているのは、次の2つです。
- 情報が片方に偏る:情報が、どちらか片方にだけたまってしまう
- スキルやハーネスが複雑になる:2つを行き来すると、スキルやハーネスがどんどん複雑になっていく
ほかにも、こんなことがありました。
- Claude と Codex が同じページを触り、私が Claude に戻してもらった見出しを、Codex が5分後に書き換えてしまった
- Codex がブラウザを操作する道具で止まってしまい、5分で終わる作業が進まなかった
- Codex が計画を書いたところで止まったり、調べものの結果が返ってこなかったりした(この記事を作るときも、調べものが19分たっても終わらず、取り消した)
情報の偏りを防ぐには、確かめたことや決めたことを、両方が読める資料に書き残しておくのがおすすめです。ほかにも、私は次のことを決めています。
- Codex に頼むときは、守ってほしい決まりと、決まりが書いてあるファイルの場所を毎回伝える
- ほかのサイトや前のやり取りを見ないと判断できない確認は、Claude に残す
- Codex から返ってきた結果は、Claude が中身を開いて確かめてから使う
結局、どっちを選べばいい?



で、私はどっちにすればいいの?



迷いますよね。初めてなら、まずは ChatGPT Plus がおすすめです。
ChatGPT Plus(月20ドル)をおすすめするのは、使える量に割と余裕があるからです。Claude は、トークン(AI が読み書きする量)をすぐに使ってしまい、上限に当たりやすいです。ChatGPT なら画像づくりにも使えて、いろいろな用途に使えます。
プログラムを書く人には、Claude Code をおすすめします。コーディングがいちばんよく、スキルやハーネス、エージェントを使って、効率よく開発を進められるからです。
ただ、ほかの比較記事を見ると、評価は分かれています。ほぼ全員に Claude Code を勧める開発者もいます。
一方で、小さなプログラムの課題3つを両方に3回ずつやらせた比べ(Claude Opus 5 と GPT-6.1 Sol)では、両方ともテストに全部合格しました。各課題の所要時間の中央値(真ん中の値)は、Codex のほうが約1.8〜2倍速かったそうです。
プログラムを書かない人は、次のように選んでみてください。
- 仕事に合わせて、決まりのファイルやスキルを作り込みたい:Claude Code
- 作り込むのは面倒で、よい結果を上限をあまり気にせず得たい:Codex(利用枠に余裕を感じるのは、私の契約とモデルでの話です)
- 写真やイラストのような画像を作りたい、AI と会話しながら考えたい:ChatGPT の契約(Codex も使える)
どのプランを選ぶか



プランは、いきなり上のほうにしたほうがいいの?



最初から高いプランは不安ですよね。まずは月20ドルから始めて、足りなくなったら上げていくのがおすすめです。
上のプランが向いているのは、こんな人です。
- 月100〜200ドル:エージェントを使って開発をする人、資料づくりや調べもの(ディープリサーチ)をたくさんして資料にまとめる人
- 月200ドル以上:いくつもの仕事を並行して進める人
20ドルで足りなくなったら100ドル、それでも足りなければ200ドルと、段階的に上げていくのがいいと思います。
両方を使うなら、上の「使い分けの具体例」のように分けるのがおすすめです。Claude Code に Codex を入れて一緒に使う始め方は、別の記事でくわしく書く予定です。
よくある質問
Q. 無料で使えますか?
Codex は、ChatGPT の無料プランでも使えます。ただし、デスクトップアプリで GPT-6 Luna を使う形で、順次提供です。Codex の無料プランでは、画像生成は使えません。
Claude Code は、無料プランでは使えません。
Q. 両方契約しないといけませんか?
何をしたいか次第です。私が両方を契約しているのは、Claude にできない写真やイラストの画像づくりなどが Codex でできて、お互いにチェックさせると質が上がるからです。
Q. プログラムを書けなくても使えますか?
使えます。私も、提案書づくりやこのブログの作業に使っています。
Claude アプリの「Code」タブや、ChatGPT のデスクトップアプリの Codex から使えるので、ターミナルを操作しなくても頼めますよ。
Q. 副業の経費にできますか?
仕事に必要な利用料は、必要経費にできる場合があります(国税庁「必要経費の知識」「雑所得」)。副業の所得(事業所得や雑所得)を計算するときの話です。
仕事と私用の両方で使っているときは、取引の記録などをもとに、仕事に直接必要だったと明らかに分けられる金額だけが対象です。迷ったときは、税務署や税理士に確かめてみてください。
まとめ:何をしたいかで選び、両方使うならお互いにチェックさせる
- どちらがよいかは、何をしたいか次第
- Claude Code はスキルやハーネスの作り込み、Codex は画像づくりと資料づくりが得意
- 両方使うなら、Claude で考えて Codex で形にし、お互いの仕事をチェックさせると質が上がる
- 両方使うときは、確かめたことや決まりを両方が読める資料に書き残す
- 初めてなら ChatGPT Plus から。足りなくなったら上のプランへ段階的に
料金と利用枠は変わりやすいので、契約する前に、公式のページで確かめてくださいね。


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